Trademark Customs

税関登録の必要性

知的財産権の事前税関登録によって、税関から主動的に保護措置を取ることができ、税関が侵害物を発見するのに役立ちます。また、税関は侵害貨物を没収し、輸出入の企業に対して処罰することによって侵害の発生を予防することもできます。中国での模倣品(商標権侵害)への取締り方法として、有力な手段の一つです。

必要な書類

商標権を基に税関登録する場合に必要な書類 は下記の通りです。

1.委任状の原本(社印の押印が必要です。)
2.申請者の登記簿謄本等(身分証明書)のコピー
3.商標登録証または商標登録証明書のコピー
4.商標の変更、譲渡、名義変更があった場合、その関連証明書類のコピー
5.指定商標を使用している商品及びその包装の写真少なくとも1枚
(フォーマットはjpg、bmpで、サイズが400kb以内に控えて下さい。)
6.被許諾者または合法的な輸出入者の情況 (可能であれば)
7.侵害貨物を輸出入する嫌疑者の情況 (ブラックリスト等)

備考:実際に手続きを行う際、上記以外の書類提出を求められることがあります。
これは税関(担当者?)の判断による場合が多く、例えば、コピーではなく、原本が必要などと要求されることがあります。従いまして、正式にご依頼いただいた際、必要な書類について、ご依頼時の状況に応じてご案内致します。

税関登録の代行費用

税関登録の費用(一般的な案件における目安)[為替レート:20円/元の場合]

  • 代理費:3,000元/商標/類 (約60,000円)
  • 手数料(税抜):30,000円
    [概算合計:約90,000円/件]※登記簿謄本の中国語訳をお持ちでない場合は、別途翻訳料金[10,000円/一式]で対応可能です。

税関登録の所要時間

案件によって異なりますが約1~3ヶ月かかります。

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